寛仁親王牌が終わって
昨日まで青森競輪場で開催されていた競輪GⅠ「寛仁親王牌」。
優勝は、千葉の海老根恵太選手でした![]()
3月のダービーを征した武田豊樹選手、6月の高松宮記念を獲った平原康多選手とともに、若手機動型の雄と呼ばれる人。
「GⅠ制覇に限りなく近い」と呼ばれ続けてなかなか獲れなかった3人が立て続けにGⅠを獲ったことで、新しい時代が来たのかなと思います。
決勝レースは、海老根選手が上手かったですね。
関東三者の作戦どおりの展開で、神山選手の絶好かと思われたのですが、そこを見事に差しての優勝。
タイミングが少しでも遅ければ負けていたし、逆に早ければ伏見選手に負けていたと思います。
素晴らしい勝ち方でした![]()
その一方で、絶好のチャンスを逃した神山選手。
かつての「王者」も年齢とともに衰えてきているんだろうなぁ・・・と感じずにはいられませんでした。
あれだけのお膳立てがされていて・・・勝てないんだもんなぁ。
さて、その「お膳立て」についてですが。
競輪では当たり前のように、「A選手がB選手を勝たせる競走」をしています。
なぜ「勝たせる」競走をするのか、理由は様々ですが、同郷の先輩・後輩だからとか、あるいは日頃からお世話になっているからとか、そういう理由です。
もちろんルールに定められているわけではなく、暗黙の了解みたいなものです。
昨日の決勝で言えば、平原選手と武田選手が神山選手を「勝たせる」ために、自分を犠牲にした競走をしていました。
そんな「絆」による結束が競輪の一つの文化であり、それゆえにドラマが生まれることは否定しません。
見ている側もそこを解った上で予想しているはずです。
しかし個人的には、前時代的な文化、という印象をぬぐえません。
他の選手を勝たせるような競走がなぜ許されるのか、理解に苦しみます。
競輪選手はアスリートです。
競馬、競艇、オートレースは、馬や機械を使って走りますが、競輪は自分の足で走らなければいけません。
ギャンブルの中では最もスポーツ性を持っています。
そして、スポーツの目標は勝つことにあると思うんですよね。
でも、競輪選手は自分以外の誰かを勝たせようとする・・・ここが解らないんですよね。
特にGⅠの決勝なんて、何度も乗れるわけではありません。
少し調子を崩せば次は乗れないかもしれないのに、自分が勝とうとは思わないというのが不思議です。
また、選手は自分の車券を買ってくれたファンが怒った場合、どう説明するんですかねぇ・・・。
ナゾです。
競輪がそういうスタンスでいる限り、新しいファンは入ってきづらいでしょう。
文化は大切かもしれませんが、変えることも必要だと思いますが。
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